今回は、もう一つの食物繊維である 『水溶性食物繊維』 についてご説明致します。
水溶性食物繊維は、名前の通り “水に溶ける食物繊維” です。
粘着性があり、胃腸内をゆっくり移動する特徴があるので、お腹がすきにくくなり
食べすぎを予防できます。
また、糖質の吸収をゆるやかにする働きがあるので、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
食材では主に、海藻類、果物などに多く含まれます。
こちらも不溶性食物繊維と同様に、大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌(善玉菌)などが
増えて腸内環境が良くなり、整腸効果が高まります。
前回に書いた通り、食物繊維が大事だと言っても不溶性食物繊維ばかり摂っていると
かえって便秘になってしまう恐れがあります。
そうならないためには、今回ご説明した水溶性食物繊維も積極的に摂る必要があります。
つまり、不溶性と水溶性のどちらかに偏らず、バランス良く摂る事が重要ということです。
次回、食物繊維が多く含まれている食材をご紹介します!
トレーナー 大坪