今回は、痩せたい方、体型を維持したい方へ向けての食事についてのお話ですが、
皆様は普段どのような意識をもって食事をされていますか?
「カロリーが高そうなものは食べないように気を付けている」という方もいれば、
「そこまでしっかりは意識していない」など様々だと思いますが、
食事をされる際に “これだけは意識していただきたい!” というポイントが
3つありますのでご紹介させていただきます。
分かりやすく大事な順に書いていきます。
1.1日の総摂取カロリーが多くなりすぎていないか?
ダイエットはとてもシンプルで、摂取カロリーに対して消費カロリーが
上回れば徐々に体重は落ちていきます。では、どのようにそうしていくかというと、
運動をして消費カロリーを増やすのはもちろんですが、やはりそれ以上に大事に
なるのが食事の摂取カロリーを抑えるようコントロールすることです。
食事の量に関しては、文章では表しづらいですが、感覚としては “腹6分目” くらいに
しておくことがベストです。
当然ですが、間食はNGです。ほんの少しだとしても、その積み重ねが総摂取カロリーを
増やしてしまう原因となります。
2.食事の内容(どのような物を食べているか?)
食事の量をコントロールできたとしても、その内容が間違っていれば効果は出にくいです。
例えば、全体的な食事の量は抑えていても、炭水化物中心になってしまっているとか、
お肉を食べるにしても脂肪の多い部位を食べてしまっているという感じでは、
とてもダイエット向きな食事とは言えません。
正しい内容としては、まずは最初にお野菜をたくさん食べることです。そして、空腹感を
若干減らしてから、タンパク質中心の食事をするよう心掛けましょう。
タンパク質は、脂肪が少ない鶏肉や赤身のお肉だとベストです。お肉が苦手という方は、
お魚でももちろん大丈夫です。特に、青魚には中性脂肪の代謝を促進させるEPAやDHA
といった必須脂肪酸も含まれています。
3.食事をとるタイミング(いつごろ食べているか?)
朝食と昼食に関しては、厳密に何時に食べると良いというのはないのですが、
夕食は時間帯にやや注意が必要です。
夜22時以降は、“肥満遺伝子” と呼ばれる「BMAL1」が体内で大量に分泌します。
BMAL1は、体脂肪を作る働きをもっているので、これが分泌している時間帯には
しっかりとした食事は摂らない方が良いのです。
ですから、夕食はできれば22時までに摂るように心掛けましょう。
以上の3つのポイントを抑えて食事をすれば、ダイエットがさらに加速していきます!
ダイエット中の方や体型を維持した方は、ぜひお試しください!
トレーナー 大坪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スタッフが最近読んだおすすめ本
高校生の主人公が陸上部で短距離走の才能を開花させていくという、ストーリーです。
レースの緊張感や陸上部ならではのあるあるネタなど、懐かしい青春を思い出させてくれる本です。
陸上経験者だけでなく未経験者も充分楽しめると本だと思います。
パーソナルトレーナー 横井