前回、ダイエット後もしばらくは体重をキープする事が大事だということを書きました。
今回は、『体重は脳が記憶している』という事について書きたいと思います。
誰しも一度はこんな経験をしたことがあると思います。
『しばらく外食が続いてしまい、体重が2kgほど増えてしまった・・・。しかし、一週間ほど経って
体重計にのってみると、特に運動もしていないのに知らぬ間にまた元の体重に戻っていた。』
これは体にどのような現象が起きたのかというと、“脳が元の体重に戻した” のです。
ある研究結果で、“自分の適性体重は脳が記憶している” という事が解りました。
例えば、体重が1~2kg増えた時、脳は適正体重をオーバーしたと判断し、代謝を一時的に上げて、
その増えた1~2kgを勝手に消費して、また元の適性体重へ戻してくれるのです。
自然と元の体重へ戻してくれるなんて何とも嬉しい機能なのですが、
気をつけなければならないのが、もちろん逆の現象も起こりうるという事です。
逆の現象というのは、ダイエットに取り組んで体重が1~2kg落ちた時、
脳が適正体重を下回ってしまったと判断し、代謝を下げて、また元の体重へ戻そうとするのです。
ダイエットは常に油断をしてはならないのです。
2kg落ちたからといって油断していると、簡単に元の体重へ戻ってしまいます。
では、どうすれば元の体重へ戻されないかというと、前回の話にも繋がるのですが
“油断せず、落ちた体重をキープし続ける” という事なのです。
キープし続ける事ができると、その体重が新しい適正体重だと脳にインプットさせる事ができるので、
そこからはそう簡単にリバウンドすることはありません。
もうお気づきだと思いますが、ここまでやるのが本当のダイエットです!
是非、体重が落ちた後も油断はせず、引き締まった新しい体を脳にインプットさせてください!
トレーナー 大坪