20代のころは何を食べてもそんなに太らなかったのに、30歳を過ぎると、
食事に気を付けても「なかなか痩せることができない・・・」と悩む方が多いですよね。
今回は歳を重ねていくとなぜ?体重が落ちにくくなるのかを解説していきます。
体重が落ちにくくなる原因は、食生活、生活環境の変化、運動量の減少、ストレス、
睡眠不足など様々な原因があるかと思いますが、歳を重ねると痩せにくくなる原因は、
基礎代謝の低下が大きな原因と言えます。
基礎代謝とは呼吸や心臓の動き、保温など人間が生きていく為に常に使っているエネルギーの事で
す。
その基礎代謝のうち4割は筋肉で消費されていて、
残りの6割は心臓・肝臓、脳などの臓器でエネルギーを消費しています。
臓器を鍛えることはできないので、全体の4割分の基礎代謝を担う筋肉を、
筋トレをして増やすことで上げていくことが賢明です。
基礎代謝だけでなく日常の運動量(活動代謝)も、気づかないうちに変わっていることと思います。
ちょっとどこかへ行くとき、20代なら小走りで行ったのが、今はブラブラ歩いて行くか、
他の人についでにお願いしたりしていませんか?
また、階段を駆け上っていたのが、今はエレベーター・エスカレーターを使う、
ショッピングで歩いて見て回る店が減った、すぐ座るなど思い当たるふしがあると思います。
ちょっとしたことの積み重ねで、一日の消費エネルギーは激減します。
また、体重が増え、かつ筋力が落ちたせいで動くのが面倒になり、
それが体重増加と筋力低下に拍車をかけるスパイラルになっていくのです。
基礎代謝が高ければ、活動代謝も当然高まるので、
ちょっとした運動でもエネルギーを消費しやすくなります。
ですから、普段から筋トレを行い、階段を使い歩くなどの日常の工夫が必要なのです。
代謝が落ちているのに、食事の量が変わらないのでは当然太ってしまいます。
運動で代謝を上げ、または維持し食生活を改善すれば、体重を落とすことはできるのです。
このように、筋肉は年齢と共にほっておくと落ちていきます。
しかし、トレーニングでそれは確実に補えます。
そして、できれば意識的に日常の動く量を増やせば、
以前より引き締まった体を手に入れることも夢ではありません。
年齢と共に体重が増えていってしまった方には、ぜひ筋トレをおすすめいたします。
しっかり筋トレの指導を受けると、意外と筋トレの楽しさがわかるかもです^^