脚がすっきりとしていて、細く見えることは多くの方が希望していることではないでしょうか?
それでは、どうすれば、このような体型が実現するのでしょうか?
それの答えは、普段使っている脚の筋肉が表側か裏側かにかかっています。
もちろん、これだけではありませんが、ダイエットに成功してお腹の脂肪は減っても、
脚がなかなか細くならないことがあります。
これの原因は、日常の動作がももの表側(大腿四頭筋)を優位に使っていることが大きいのです。
階段を登る際に、ももの表側が疲れる方や、膝が痛くなりやすい方は、
ももの表側の使用率が高いといってよいでしょう。
人間の筋肉は、当然のことながら普段使っている筋肉を優先的に発達させます。
このことから、普段からももの表側を使用して動作をおこなっている人はそこが発達していきます。
それだけでなく、ももの表の筋肉を使って動作をすると、
自動的にふくらはぎの筋肉が連動して使われるためこの筋肉も発達します。
筋肉は、両側面を同時に使うことができないという特徴があります。
ですから、ももの前を使うとそれに対になる、お尻からももの裏側が使われなくなります。
結果的に、ももの表側を多く使っている人は、ももの表とふくらはぎが太くなり、
お尻が垂れるような体型になるのです。
このような、体型は、膝や腰に負担がかかるので、傷害のリスクが高く、
動きが効率的でないために疲れ易いという特徴があります。
これとは反対に、お尻からももの裏側を使って動作をおこなっている人は、
ヒップアップして、ももの前の筋肉とふくらはぎの筋肉が落ち(必要分は残ります)、
脚全体が細くなります。
ランナーの体型を想像していただきたいのですが(アフリカのランナーがわかりやすい)、
彼ら彼女らの脚の筋肉は、非常にほっそりしています。
しかし、お尻からももの後ろ側は、しっかりしていることに気づくことでしょう。
ずばり、目指すはこの動きであり、この体型です。
これを実現させるためには、機能的な動きを学び、理解して繰りかえすことが必要になります。
当施設のトレーニングは、お尻からももの裏側を使えるようになることを最優先で行っております。
階段を登った後に、お尻からももの裏側にハリを感じることを目指しましょう!